江戸時代、文政期に発行された文政小判金です。1600年代の慶長・元禄からはじまり、宝永・享保・元文そしてこの文政小判へと続きます。小判の裏面に時代印である「文」字が草書体で打たれている為、草文小判金とも称します。現品は裏面の二つの座人印が「大」と「吉」からなる大変縁起のよろしい希少品です。大吉小判には献上用につくられた物と偶然生まれた物がございますが、現品はは「献上大吉」タイプです。