丁銀は、小判や分金などの定位貨幣と異なる、当時の銀の相場、重さで取引する秤量貨幣です。慶長丁銀には時代印は打刻されていません。前期タイプは常是の字が太字で全体が大きくなり、寳と常是の間が近づき大黒の俵が丸みがかっているのが特徴です。